想像、むかしのわし
わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおっている。
本名は「ベッチー」。
おんとし1さい。ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。
むかしのわし
まえにもいったけど、猫には過去ってかんがえがにゃい。
むかしは、ぶふぶふ言わせたよねー、クラブでDJとかしてたよー（しいかあさん）とか、そういうのない。むかしって何？甘いの？（注意：猫には「甘い」って味覚にゃいのよ）小麦粉？パサパサしてる感じ？そりゃおかし？ とにかくない。
でも、写真はみることができる。しいかあさんやみいかあさんが撮った写真というものを、進化系猫のわしはみることができるんですよ。
ちょちょいって触るだけで。スマホを。ロックされていないときなら。
写真には、わしの記憶にない、むかしのわしの姿がある。
それをみながら、想像で、むかしのことを「おもいだして」みたいと思う。
飲みすぎた翌朝
この写真は、わしがまだわかくて、限度ってものをしらないときに（水を）飲みすぎたとき。
ちょっとのつもりがぐいぐいいっちゃって。
もうね、記憶ないのよ（ほんと）。
ぺろぺろぺろってところまではあるのよ、記憶（うそ500）。
それがさ、きがついたら二軒目までいっていたみたいでさ（うそ600）。
いやー飲みすぎたよね。
吐いちゃったもの、毛玉（うそ700）。
もうあたまがんがんで起きられなくって（うそ800）。
そんときのわしがこれ。
磯釣り
これは、釣りに行ったときよ。
なぎでさ、いいぐあいだったんだけど、ぼうずで。
本読んでおわっちゃったの。ぼうず。本読んで帰ってきただけ。
にょうぼにさー、「ばんごはんの食材、買わないで待っているわ」なんて言われてたからさー、かえりに魚屋さんで、買った鯛を「釣った」っつって持って帰ったっけ。
親友ゾーイ
わしがこのうちに転校してきたとき、番長はっていたのが、この犬探偵ゾーイよ。
わしはタイマン申し込んだわけ。
よゆうで勝つと思ったら、犬探偵ゾーイも良いパンチ持っていたのよ。
「あんた、良いパンチ持ってじゃないの」つってさー、わし。
犬探偵ゾーイも「そっちもミッキー・ロークみたいなパンチ持ってるじゃないのよ」つってさー。
なぐりあったあと、わしら、親友になったつーわけ。そのときの写真がこれ。
無いきおくをかってに作ってみたにょ。
なぞはせかいにちみちみている。１つずつときあかしていこう。
探検家ベッチーことベッチーでした。
BB
わかりりしわし
わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおっている。
本名は「ベッチー」。
おんとし1さい。ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。
きおく
人間のみなさんはご存知ではないかもしれないけれど、猫には、未来という考えはほとんどない。
ないなぁ。ノーフューチャー。
だいたい今についてしか考えにゃい。
過去も思い返すってことはなくって、かってに湧いてくるものくらい。
「あ、こいつ知ってる」とか「台所にあがっているのを見つけられると怒鳴られる」とか。
これがわしら猫のかろうじての過去であり、きおく。
だから、「むかしはぶひぶひ言わせたなぁ」とか「やむちゃしたなぁ」とか、そういうのはにゃい。
人間はあるよね。過去。
「むかしはモテたんだぞー」（しいかあさん）、
「むかしはビキニでも平気だったんだけどー」（みいかあさん）
とか口にすることがある。あーゆーのわからない。
わしにも、いまよりもっとぴちゃぴちゃにわかいときはあったはずだけど、そのきおくっていうのはあんまりない。
シブヤと呼ばれる世界に住んでいたなぁーくらいまでは、まあかろーじてある。
にゃので、こういう写真（↑）をみても、これが自分かどうかぴんとこない。
しかしかわいい。わし、かわいいなぁ。
わかりりしころのわし
そもそも写真をみるってことが猫にはない。
しかし、わしは進化系猫。写真をみることができるのよ。
なにこれ？わし？わかっ！毛がみじかい。
トム・クルーズくらいみじかい。
おもしろい、むかしの写真。何か思い出すって？何も。何も思い出さない。
けどおもしろい。
毛玉を取るでもない、爪を切るでもない、純度100%のナデナデは貴重。
耳の後ろ、首の下、腹は少しだけ（わしが怒るから）、眉間、あらゆるところをなでてくれる。
わしは猫ゆえに味覚は、苦いと酸っぱいとしょっぱいしかないので、甘いはわかんないけど、気持ち的にはこのナデナデは甘い。
「ここなでてほしいなぁー」と思ったところをなでてくれる。
維新電神。ナデテココはスイーツ。
むかしの（推定）わしの写真、おもしろい。
わしもわかいころは、人間の水場（人間は水をためてそこに入る生き物）に行ったものよ。
よく行っていたね。行ったもんよ。
水にダイブしたこともあったよ、わし。
わかいころ（それは覚えている。死ぬかと思った）。
きおくはないが、記録があるのはおもしろい。
ときどきみてみようー。
（推定）わし、かわえええ。育ててもいいくらいかわええ。
なぞはせかいにちみちみている。１つずつときあかしていこう。
探検家ベッチーことベッチーでした。
BB
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ナデテココ
わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおっている。
本名は「ベッチー」。
おんとし1さい。ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。
ナデテココ
いぜんも伝えた気がするけど、しいかあさんは、「ベッチータイム」というものを作っている。
わしだけを撫でる、わしだけと遊ぶ、甘味（あまい）なしととき。
「ベッチータイム」。
子分猫「あめ」にも犬探偵ゾーイにもそれぞれ「アメタイム」や「ゾーイタイム」がもうけられている。
きょうの「ベッチータイム」はすぐに訪れてきた。
ごぜんちゅうのまどろみタイムのわしのよこにきて、「しいかあさん」は、わしもなでまわしまくった。
なでるは
毛玉を取るでもない、爪を切るでもない、純度100%のナデナデは貴重。
耳の後ろ、首の下、腹は少しだけ（わしが怒るから）、眉間、あらゆるところをなでてくれる。
わしは猫ゆえに味覚は、苦いと酸っぱいとしょっぱいしかないので、甘いはわかんないけど、気持ち的にはこのナデナデは甘い。
「ここなでてほしいなぁー」と思ったところをなでてくれる。
維新電神。ナデテココはスイーツ。
きょうのベッチータイムはスイーツだった
犬探偵ゾーイは戦士
わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおっている。
本名は「ベッチー」。
おんとし1さい。ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。
元気じゃなくないかもな犬探偵ゾーイ
「ゾイノ・ゾッパーナ」こと犬探偵ゾーイは、老化とか病気とかではんぶんくらい死にかけていたんだけど、温めたり、ごはんを無理やり食べさせたり（のこりはスタッフ猫が美味しくいただきました）しているうちに、ちょっと元気になってきた。
ごらんのとおりのかおいろ。
かちゃかちゃと（犬はなんと爪を出したままで歩く。自己主張が強い。）音を立ててリビングを歩くほど元気になってきた。
うんこも硬い（元気がないとウェッティーになる）。
おかげで、人間のメスの「みいかあさん」も元気になってきた。うちのなかが元気な気配。
犬や猫が弱まるとき
わしら、猫や犬探偵ゾーイとかは、元気がなくなると、人間みたいに病院に行ったり、薬を飲んだりしようとはしない。
どうするかっていうとひたすら隠れてじっとして警戒しながら休む。
吹雪にあった登山家みたいにじっとうずくまって、元気が帰ってくるのをまつ。
帰ってこないなら、終わり。
だからひたすら待つ。
去った元気にはGPSとかついていないので、いつかえってくるかわからない。
でも、まあ帰ってくるはず、と思って待つ。わしらには、不安はあまりない。
帰ってくるのを待つ間は、待つというよりは、固まっているみたいな感じだ。
弱っているときには、襲われるのがデフォルトだから警戒もする。
逃げるか戦うかの力を振り絞れるようにしておく。
わしらのお医者さんや薬は、わしらの身体の可能性しかない。
だからできるだけ食べたい。
食べて元気を作っておきたい。
ただの食いしん坊ばんざいじゃない。生きるために食べたい。
犬探偵ゾーイも戦士
そういう意味では、わしら猫や犬探偵ゾーイは、死という敵と毎日戦っている。
わしは、御存知の通りぴちゃぴちゃのギャルだけど、それでも死というものは、壁の薄いお隣さんみたいにそばにいて、それを常に感じている。
ここからこっちが生きるで、ここからあっちが死んじゃう、っていうのはある。
ときどきあっちがわに落ちそうになるとわしらは、ぐっとこらえてじっとする。
引きづられそうになるのにあらがう。
戦いだ。戦っているから戦士。ゾーイ戦士に、ベッチー将軍に、あめ軍曹だ。
うちの人間たちも戦っていてるから、かれらも戦士。
しいかあさん二等兵とみいかあさん少佐。
しいかあさんのほうが偉そうだけど、みいかあさんのほうがご飯を多くくれるし、ブラシも良くしてくれるから階級が上。
というわけでわしは探検家けん戦士。
犬探偵ゾーイは、探偵けん戦士。
家族は軍団。ベッチー軍団。
なぞはせかいにちみちみている。１つずつときあかしていこう。
探検家ベッチーことベッチーでした。
BB
あらしはうん
わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおっている。
本名は「ベッチー」。
おんとし1さい。ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。
あらし
「ゾイノ・ゾッパーナ」こと犬探偵ゾーイは、まだいきている。
注射器をつかってご飯を食べさせられているけど生きている。
かたいうんこもしている。
ところで、この間の夜、すっごい雨と風だった。
「雨と風」、あわせて「嵐」。
このうえについている「山」はどこからきたんだろう？
山は関係ないよ。すっごい風だったのよ。ばったんばったん。外の世界が。
うちのなかは平和だったんだけど、音がすごくてぜんぜん寝られなかった。
寝られないから、子分猫「あめ」としりとりしてすごした。
「あらし」→「しんぶん」（あめの負け）。
「あめ」→「めばちこ」→「こおろぎ」→「ぎばちゃん」（あめの負け）。
という具合で、わしが152回勝って、1度も負けなかった。
あらしってなに？
あらしがおわると人間のメス「みいかあさん」が庭に出て、ぶつぶつ文句をいっていた。
木が倒れたり、草が倒れたりしたみたい。
しょうがないよね。たおれたら、なおせばいいじゃない。
ということでなおしてた。
それにしても、あのあらしっていうやつなんなんだろう？わらないから人間のオス「しいかあさん」にたずねてみた。「あらしってなに？」って。
あらしとは、げんしょう
しいかあさんいわく、あらしというのは、「ときどきおきるもの」で、「理由をしったところでどうしようもないもの」だそうだ。
だから、我慢するか、けがしなようにするかしかないとのこと。
つまり運と一緒。運かぁ。というか世界はだいた運だな。
ごはんいっぱい食べたいけど、食べられるかどうかも運かなぁ。
そこは工夫で乗り越えたい。そうしよう。
ごはんが隠されている場所を探すことにしよう。
冒険の再開というわけじゃ。
なぞはせかいにちみちみている。１つずつときあかしていこう。
探検家ベッチーことベッチーでした。
BB
元気じゃない犬探偵ゾーイ続報
わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおっている。
本名は「ベッチー」。
おんとし1さい。ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。
元気じゃない犬探偵ゾーイ続報
「ゾイノ・ゾッパーナ」（JOJOの影響で最近人間たちにそう名付けられたみたい。かわいそう。）こと犬探偵ゾーイは、病気と年をとったせいで、さいきん元気がない。
どれくらい元気がないのかというとごはんは自分で食べられない。
大好きな散歩にもあまりいけない。
うんこに時間がかかる。これくらい元気がない。
いだいなるわし、探検家ベッチーにも、どうにもしてやれない。
弱るということ
わしは、ピチャピチャのギャルだから、としをとって死ぬということがそんなにわからないでいる。
くわえて、未来を考えない猫なので、よけいにわからない。
そもそもにゃけど、死って、わしに関係ない。
死んだあと、わしいないから。
ただ、死ぬ向けて弱っていく、ということはわしに関係ある。
生き物は、だいたい死ぬ向けて弱っていくことがきまっているらしい。
運が悪いと、この年をとって弱っていくという現象が起きる前に、死ぬ。
または弱る。または食べられるか、殺される。
そう考えると、年をとって死に向けて弱っていくというのは、ラッキー組だ。
純風満杯に生きた結果の状態だから。
っていうことは、犬探偵ゾーイは、まあまあラッキーなほうなのだろう。
わしは、ラッキーな猫なのかどうか、それは生きてみないとわからない。
ってことは、今考えることではないか。
というかラッキーかどうかって考えてもしょうがないか。
ということで考えない。
探検（さいきんしていない気がする）したほうがいいだろう。
それでも、犬探偵ゾーイ、元気じゃないとかわいそうな。
かわいそうって思っても、元気になるわけじゃないからむだか。
かわりに舐めてやることにする。これならムダじゃない。
元気じゃない「みいかあさん」続報
犬探偵ゾーイにつられて、人間のメス「みいかあさん」が元気がない。
しかし、人間のオス「しいかあさん」が、裸（人間は「服」という布を身につける。つけていないと全身ハゲで毛がない状態で、さもいみたい）で踊ったりして笑わせている。
そしてちょっと元気になる。
人間は、笑うと元気になる。
わしもまねして笑おうとしてみたけど、あくびしか出なかった。
むずかしい。
なにあれ？笑うって。
さいきん、わしはひなたぼっこちゃんとやってます。
なぞはせかいにちみちみている。１つずつときあかしていこう。
探検家ベッチーことベッチーでした。
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元気じゃない犬探偵ゾーイ
わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおっている。
本名は「ベッチー」。おんとし1さい。ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。
元気じゃない犬探偵ゾーイ
わがやには先輩の犬探偵ゾーイがいる。
おんとし推定で13さいくらい。
保護されて、みいかあさん（メスの人間で、わしの飼い主のひとり）のところにやってきた。
みいかあさんといっしょになって9ねんくらいだって。
ぜんぜん、わしや子分猫「あめ」と遊んでくれないのだけれど、弱くてビビリだから、かわいそうで、わしもあめも、まあまあそっとしておいてやっている。
ゾーイは、1日1回、人間と外に行って、しばらくかえってこない。
この時間を人間たちは「さんぽ」と読んでいる。
犬探偵ゾーイも「さんぽ」が好きみたいで、「さんぽ」にいくときは、よろこんでしっぽを振っていた。
犬はイライラしたときじゃなくって、嬉しいときにしっぽをふる。
そんな犬探偵ゾーイが、ここんところ元気がない。
からだが具合悪いみたい。
あと寒くなったせいかもってみいかあさんとしいかあさん（人間のオス）が話をしていた。
いぜんにも、犬探偵ゾーイは、かなり弱っていたことがあった。
でも元気になった。今度はどうなるか、わからない。
元気じゃない「みいかあさん」
みいかあさんは、犬探偵ゾーイが元気がなくなるといっしょに元気がなくなる。
しいかあさんもすこし元気がなくなる。
子分猫あめとわしは元気。
人間は好きなだれかが元気だと元気になって、元気がなくなると元気がなくなるみたい。
ストーブと部屋みたいなもので、ストーブがあったかくなると部屋もあたたかくなるし、ストーブがとまれると部屋は寒くなる。
わしは、あったかいほうが好き。
だから陽に当たる。みんなで陽に当たると良いと思う。
なぞはせかいにちみちみている。１つずつときあかしていこう。
探検家ベッチーことベッチーでした。
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