元気じゃない犬探偵ゾーイ続報
わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおっている。
本名は「ベッチー」。
おんとし1さい。ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。
元気じゃない犬探偵ゾーイ続報
「ゾイノ・ゾッパーナ」（JOJOの影響で最近人間たちにそう名付けられたみたい。かわいそう。）こと犬探偵ゾーイは、病気と年をとったせいで、さいきん元気がない。
どれくらい元気がないのかというとごはんは自分で食べられない。
大好きな散歩にもあまりいけない。
うんこに時間がかかる。これくらい元気がない。
いだいなるわし、探検家ベッチーにも、どうにもしてやれない。
弱るということ
わしは、ピチャピチャのギャルだから、としをとって死ぬということがそんなにわからないでいる。
くわえて、未来を考えない猫なので、よけいにわからない。
そもそもにゃけど、死って、わしに関係ない。
死んだあと、わしいないから。
ただ、死ぬ向けて弱っていく、ということはわしに関係ある。
生き物は、だいたい死ぬ向けて弱っていくことがきまっているらしい。
運が悪いと、この年をとって弱っていくという現象が起きる前に、死ぬ。
または弱る。または食べられるか、殺される。
そう考えると、年をとって死に向けて弱っていくというのは、ラッキー組だ。
純風満杯に生きた結果の状態だから。
っていうことは、犬探偵ゾーイは、まあまあラッキーなほうなのだろう。
わしは、ラッキーな猫なのかどうか、それは生きてみないとわからない。
ってことは、今考えることではないか。
というかラッキーかどうかって考えてもしょうがないか。
ということで考えない。
探検（さいきんしていない気がする）したほうがいいだろう。
それでも、犬探偵ゾーイ、元気じゃないとかわいそうな。
かわいそうって思っても、元気になるわけじゃないからむだか。
かわりに舐めてやることにする。これならムダじゃない。
元気じゃない「みいかあさん」続報
犬探偵ゾーイにつられて、人間のメス「みいかあさん」が元気がない。
しかし、人間のオス「しいかあさん」が、裸（人間は「服」という布を身につける。つけていないと全身ハゲで毛がない状態で、さもいみたい）で踊ったりして笑わせている。
そしてちょっと元気になる。
人間は、笑うと元気になる。
わしもまねして笑おうとしてみたけど、あくびしか出なかった。
むずかしい。
なにあれ？笑うって。
さいきん、わしはひなたぼっこちゃんとやってます。
なぞはせかいにちみちみている。１つずつときあかしていこう。
探検家ベッチーことベッチーでした。
BB
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