ねこ探検家ベッチー

ロン毛の探検家、ベッチー。通称「ベッチー」。BBともいわれる。ちんちばぺるちゃ猫。

あめっきお、復活

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わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおっている。
本名は「ベッチー」。
おんとし1さい。ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。
 
 
 
子分猫あめが復活した

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わしの子分猫あめが、復活した。
人間たちが、彼らがいうところの「びよういん」というところに子分猫あめは連れて行かれた。
わしがときどきごくたまに気が向いたときに読んでいるポンプルクワという猫が書いた『猫の教科書』という本には、人間が「びよういん」というところを「地獄」と解説していた。
いわれてみるとたしかに「びょういん」では、
「やめろーーー!やめてくれーーーー!」、
「かえりたい!帰して!うちに帰して!」
という猫や犬の悲鳴がよく聞こえる。
わしは、まだあまり怖い目にあったことがないけれど、奥の方に何があるかわからない。
たしにゃに、あすこは地獄かもしれない。
ならば地獄にいるのは、閻魔とその手下たちだ。
くわにゃば、くわにゃば。
 
とにかく子分猫あめは、びよういんもとい地獄に連れて行かれたのだけれど、具合がわるい原因はよくわからないけど、ご飯が食べたくなる魔法の薬と一緒に帰ってきた。
それを食べてからか、少しずつ食欲がもどって3日くらいで多すぎるくらい元気が戻って復活した。
 
 
 
 
人間も弱る

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子分猫のあめっきおが復活すると今度は人間たちが弱り始めた。
ずっとベッドのなかから出てこない。
かろうじて、わしらのごはんは出すのだけれど、出したらすたたたたたと二階に戻ってベッドのなかに入る。
「かぜかなぁ、ころなかなぁ、なにかなぁ」というなぞなぞを出し合っていたから、元気なはずなのにゃけれど、出てこない。
なぞなぞの答えが気になる。
でも人間たちもなぞなぞの答えをださないままに次の日に成ったら元気になっていた。
 
人間も猫も犬も、ときどき元気がなくなるものみたいだ。
そこから復活できるかどうかは体力と運による。

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わしはげんきいっぱいだけれど、順番みたいなものがあるなら、そろそろ元気がなくなるかもしれない。
いまのうち、いっぱい食べて体力つけておこう。
出前でも頼むか。ちゅーるのもりあわせがいいな。
 
なぞはせかいにちみちみている。
1つずつときあかしていこう。
探検家ベッチーことベッチーでした。
BB