てきがいる
わしは、ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおってる。
本名は「ベッチー」。おんとし1さい。
ぴちゃぴちゃのギャル。
ギャルけん探検家。探検家ベッチー。
わしには、家族がいて、ひとが2つと犬がひとつ。
犬は、犬探偵ゾーイ。
ひとは、「みいかあさん」と「しいかあさん」。
みーかあさんは、メスで、しーかあさんはオス。
てき
ほんじつひとよんまるにー、ふしんしゃが、わしのせかい「うち」にしんにゅうしてきた。
わしのせかい「うち」は、わしのてりとりー。
はいっていいのは、かぞくの「みいかあさん」と「しいかあさん」と「犬探偵ゾーイ」と「みいかあさん」たちのしりあいのひと。
それいがいの犬、猫はNG。
そういうことになっている。
これは「あんぱんのルール」というもの。
いわなくてもしたがうべきルールといういみ。
それがやぶられた。
しんにゅうしてきたのは、ねこ。
てきのすがた(しりょう)
これがてき。
てきは、がんじょうなへやにとじこもっている。
わしははいることはできない。
せまいながらも、じゅうじつしたせつびで、トイレに、みずのみば、そしておもちゃ(新ぴん!)までかんび。
メゾネットタイプだ。
ないつうしゃ(しりょう)
このてきを、わしのてりとりーにひきこんだないつうしゃがいる。この2頭である。
ようぎしゃ(じしょう)「みいかあさん」
ようぎしゃ(じしょう)「しいかあさん」
このふたりが、てきのがんじょうないえをわしのうちのいっかいにけんせつしているげんばのもくげきじょうほうがはいっている。
みしらぬひとがうちにきて、「しいかあさん」と「みいかあさん」とはなしながら、てきをうちにひきいれ、そのうえ、てきのしろをたてるというじゅうだいなはんざいこういをはくちゅうにどうどうをおこなったということである。
ゆゆちきもんだいで、探検家ベッチーであるわしは、たいへんいかんである。
こえをだいにしてこうぎしたい。
けいやくいはんである!
うらぎり
わしは、このうちにきてから、ぬくぬくとへいわに生きてきた。
しっこしかくめいがおこったが、それでもへいわつづきであった。
へいわのあいだに、しだいに「みいかあさん」と「しいかあさん」はいいやつ。
しんようできる。
わしのむすめがいたら、けっこんさせてもいい、それくらいにおもいはじめていたにょ。
それが、である。
へいてんのぺきぺきである。
てきのしんにゅうをてびきするというあくぎょうにてをそめてしまった。
わしは、もうだれもしんじない。
あいなんていらねぇよ、なつ。
わしは、ふかくきずついた。
もうねてしまいたい。
しかしてきがいつおそってくるかわからない。
だから24じかんのけいかいたいせいをとりつづけている。
しんどい。
わしは、「ひとりでぐんたい」なので、ひとりでけいかいする。
おかげで、わしのうんちはべちべちで、けにからまってたいへんである。
これが、「すとれす」というものらしい。
うんちがついたわしのしりを、「みいかあさん」がみずばで、あたたかいみずをかけながらあらう。
あらったあとは、「そうおんごうもん」をかけてくる。
あたたかいかぜとうるさいおとをだすマシンをつかって、わしにかぜをあてつづけるごうもんだ。
わしは、てぃーえむれぼるーしょんかいってくらいかぜをあてつづけられる。
そのせいで、わしのけはふわふわになってしまった。
いいことか。
しかしすごいそうおんできがくるいそうになる。
ひとばんじゅうおきていたせんし「ベッチー」こと、ベッチーがおおくりしました。
BB
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