ねこ探検家ベッチー

ロン毛の探検家、ベッチー。通称「ベッチー」。BBともいわれる。ちんちばぺるちゃ猫。

くっつきかいろ

f:id:becchiy:20211022174818p:plain

わしは、ねこ探検家ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおってる。本名は「ベッチー」。
おんとし1さい。ぴちゃぴちゃのギャル。
わしの家族は「しいかあさん」と「みいかあさん」と犬探偵の「ゾーイ」と後輩猫の「あめ」。

 

さもい
ここさいきん、空気がさもい。
なつはいつのまにかいなくなって、季節が変わりつつあるよう。
2階もべつにあつくないし、そとからの空気はむしろつめたい。
季節は、どうやら「あき」または「ふゆ」になりつつあるにょだろう。
虫がへってきたし、夜が長くて、昼が短くなってきた。さもくなってきづいたんだけど、さもいと子分猫あめとくっついているとあったかい。
あめもきづいたみたいで、さもいとわしらは、くっつくことにした。
ぽかぽかなんだよね、大発見。人間より猫のほうがあったかい。やわらかいし。
犬はどうかなー。わしの家族の犬探偵ゾーイは、びびりだからくっつかれるの嫌がるんだよね。
でもすきあらば実験してみよう。
 
くっつきかいろ

f:id:becchiy:20211022175021j:plain

それにしてもあったかい。
しいかあさんとみいかあさんは、いっつも一緒に寝ているけど、あれはたぶん人間って身体のほとんどが毛がない、全身ハゲだから、いつでもさもいんだと思う。
だからくっついていないとさもくて寝れないんだろう。かわいそう。
わしの抜けた毛ならあげてもいいんだけどなぁ。
わしの抜け毛を貼ればいいのに。
それにそても人間ってどうしてハゲなんだろう。
理由があるはず。ともあれ、くっつくって、さもいときはさいこう。
これを「くっつきかいろ」と呼ぶことにする。
かいろというのはあったかいものという意味。
 
あき —さもいということ—

f:id:becchiy:20211022175122j:plain

わしにとって、季節「あき」がうちにくるのを今回で2度め。
まえはシブヤという世界のうちだったはず。
でも、シブヤでのうちは、さもいもあついもあまりなかった。
調べたんだけど、そとのせかいはべらぼうに広くって、太陽に近いほうにいくほどあったかくなるみたい。
いちばんちかいところには赤い道があるみたい。
だからシブヤはカマクラより太陽に近いところにあるんじゃないかな。
だからいつもあったかかったんだとわしは思う。
 
ということで、さもい「あき」は、初体験。
さもいとひかりがすこしうすくなる。
ひかりもうすい。窓が開いている回数がへる。
朝おなかがすきはじめたとき、まだ暗い。
夜ご飯をたべるときにはもう暗くなり始めている。
ぜんたいてきにいって暗い。暗くてさもい。
 
しかしね、さもいなーとおもっているところで、あめにくっつくと「あったけーーーー」ってなってうれしい。
これはこれでわるくない、なんし、わしが季節をどうこうできるわけでもないので、てきとうにうまくやっていくことにする。
人間はどうかというと、みいかあさんは「ふく」をいっぱい着るようになってきた。
でも、しいかあさんは、ハゲたうでとハゲた脚を半分だしたまま。いままでと一緒。
わしが思うに、しいかあさんは、さもくなったことにまだきづいていない。
「にぶい」というのは、こういうのをいうのだらう。
 

f:id:becchiy:20211022175301p:plain

ふぉーめーしょん「さんかくと犬」
あとさー、くっつきかいろしているとぼうっとしてくるね。
 
なぞはせかいにちみちみている。
1つずつときあかしていこう。探検家ベッチーことベッチーでした。
BB