いぬたんてい「ゾーイ」
わしは、ベッチー。通称「ベッチー」。
ちまきでは「ベッチー」でとおってる。
本名は「ベッチー」。おんとし1さい。
ぴちゃぴちゃのギャル。
わしは探検家。つねに探検している。
探検につぐ探検。
探検と探検のあいまに探検をしているくらい探検家。
それがわし、ベッチー。
今回は、わしの家族のなかのひとり、犬のゾーイをしょうかいしたい。
これがゾーイ。
ゾーイは、メスで、としは12さいくらい。
わたしが1さいだから、わたしの12ばいいきている。
そのくせ、びびりで、ぜんぜんなかよくなれない。
たぶんいろいろあって「うましか」をかかえているんじゃないかしら。
「うましか」とは、いろいろつらすぎることがあるとかかえてしまうやつで、英語だとPPAPというんじゃなかったかな。
だからそっとしておいている。
それにさいきん、ゾーイはしにそうなので、さらにそっとしてやっている。
だけどまたげんきになってきたみたい。
ゾーイはさんぽすき
犬探偵ゾーイは、さんぽがすき。
さんぽとは、そとのせかいをあるくこと。
ゾーイはいぬなのでそとをあるくのがすき。
しいかあさん(ひと)やみいかあさん(ひと)が「さんぽ」というとゾーイはすごくよろこぶ。
しっぽをぶんぶんふる。
【かいせつ】いぬのしっぽ
ふつうしっぽは、イライラしたときにふるものなんだけど、犬といういきものは、うれしいときやこうふんしたときにしっぽをふる。
さんぽからかえってきたゾーイは、いろんなにおいがする。
つち、おしっこ、かぜ、うみ、あめ、などなど。
ゾーイはさんぽがすきなので、わしもちょっとさんぽしてみたいのだけれど、ねこはさんぽしないみたい。
してもいいとおもうんだけどな。さんぽ。
ちなみにこれがさんぽしているゾーイ。
おもしろいのか、しゃしんじゃわからない。
わしは、にげるちいさいやつをおっかけてつかまえるのがすき。
ゾーイには、そういうしゅみがない。
犬探偵ゾーイ
ゾーイは、いぜん探偵をしていたのだそう。
探偵というは、なぞをかいけつするせんもんか。
わしも、しらないことをひとつずつしっていることにかえていく探検家だから、探偵にちかいといえる。
犬の探偵なので、犬探偵。
シブヤというせかいにいたときには、ゾーイは探偵としてかつやくしていたのだそうだ。
どんなことをしていたのか、びびりでとしをとっているゾーイにきいてみた。
探偵のしごとは、まず「いらい」をひろうところからはじまるのだとか。
犬といういきものは、あってちょくせついろいろじょうほうをこうかんするいじょうに、メールをつかってじょうほうをこうかんするのだそうだ。
やりかたは、おしっこ。
おしっこをかどっぽいところにかけて、メールを「そうしん」する。
かけられたところのにおいをかいで「じゅしん」する。
そういうシステムになっている。
げんざいのバージョンは145675なんだとか。
じかんがたつとしぜんしょうめつする。
犬探偵ゾーイは、シブヤをさんぽして、さんぽしながらいらいをひろっていく。
いらいのないようは、こんなかんじだったとか。
いらい1「かいぬしがさんぽにいこうとしない。なぜ?」
いらい2「ごはんのあじがかわった。なぜ?」
いらい3「さいきん、さむい。なぜ?」
いらい4「かいぬしたちがけんかする。なぜ?」
いらい5「ひだりあしがかゆい。なぜ?」
いらい6「そとのせかいがぜんぶぬれている。なぜ?」
犬探偵ゾーイは、こういういらいをひとつずつかいけつして、こたえをおしっこをつかってのこしていく。
こんな探偵かつどうをなんねんもやってきたせいで、シブヤではゆうめいな犬になったそうだ。
じぶんでいっているだけかもしれないけれど。
シブヤのラジオという、ひとのラジオがあるのだけれど、あれのマークは、ゾーイなんだって(かいぬしによる注釈:あれはハチ公だと思います)。
そんな犬探偵ゾーイだけれど、たいちょうをこわしたし、カマクラ邸にせかいがかわったので(ひっこしかくめいのせいで)、いんたいしたのだとか。
しかし、カマクラ邸にきても、そとをあるくと、うわさがつたわっていたのか、いらいがおちているのだとか。
しかたないので、じかんをみつけては、ひとつずつかいけつしているのだとか。
びびりのくせにはたらきものの犬探偵ゾーイ。
なぞとはっけんは、まだまだいっぱいあるので、これからどしどし、しょうかいしていく。
つうしょう「ベッチー」こと、ベッチーがおおくりしました。
BB
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